L10N/Frostcrag_Reborn/3.0.6/Books/FrostcragSpireMemoirs

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本文 Edit

原文 Edit

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I am the Mage Rasteiri.  As I pen this, I gaze upon the walls of my home and remember the very day its design came to fruition. Although it seems like yesterday, it was actually many years ago. I was an impetuous wizard; I wasn't simply satisfied living at the Arcane University. I was an outcast there.  Persecuted mercilessly for my habit of delving deeply into the ancient Ayleid tomes of magic that I could find.  I spent years coming up with a design for my home, a place where I could practice my magic in peace and keep myself away from the prying eyes of my jealous colleagues.  I wished to start a new chapterhouse of the mage's guild, where I could pass on my knowledge to open-minded students.  I pored over tomes and dusty scrolls, scoured the bookshops of the land and even delved into ancient ruins looking for inspiration. Finally, as I rested my weary body at a camp outside of Bruma and marveled in awe at the majesty of the Jerall Mountains, I became inspired. Like a madman I began to sketch exactly what I wanted my grand dwelling to look like. It wasn't long before I had completed my masterpiece, put down my quill and took a step back to see what I had wrought. Frostcrag Spire was born.<br>
And now, as age overwhelms me and the glow is dying from my eyes, I wish to give the Spire to you. The thought that my dream could one day crumble to ruin fills me with sadness. I know that you'll take care of your new home, and if need be, restore it to its former glory. Please, heed my instructions carefully. There's much to tell, and the strength drains from my limbs.<br>
Frostcrag Spire contains many wonderful inventions. Most of which I have left to you.  Some will come with me when I die. Those that I've left I have spent my whole life  perfecting, and I hope you'll put them to good use. My pride and joy is the Atronach Altar. By bringing three salts from the very same creatures to this altar, you can summon an Atronach Familiar to do your bidding. It will obey your simple commands, and defend you in times of need. Should you tire of it, simply speak to it and dismiss it. These fine creatures have protected me in my travels, and should be of great use to you.<br>
With permission from the Arcane University, I've had a Spellmaking and an Enchanting Altar placed in the tower as well. You have but to provide the Magetallow Candles to power them, and they will serve you well.<br>
Working closely with my good friend Sinderion, the Master Alchemist of Skingrad, I have developed the Frostcrag Apparatus Table. This table is for the discerning alchemist, and should help even the most difficult brews become easier to create. I've also re-seeded my alchemy conservatory with the best ingredients Cyrodil has to offer, and some from beyond her borders.<br>
Finally, I have created portals to all of the Mage's Guilds in Cyrodil. This should make it easier to travel to them in times of need.<br>
I've entrusted most if not all of my belongings to Aurelinwae at the Mystic Emporium in the Market District of the Imperial City. There you'll find everything you need to make Frostcrag Spire into a home. She may require compensation for her time and care watching these special items, but I assure you, it's well worth the coin. Please, take care of Frostcrag Spire. She was my home and much of myself is infused with the stone and mortar. May your journeys be safe, and the roads you travel free of danger.<br>
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Some things you will find strange, please do not dig too deeply.  There are things that are better left to the dead and the forgotten.
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訳文 Edit

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私の名はRasteiri。魔術師だ。いま私はわが家の壁に囲まれながら、彼女が設計と寸分違わぬ姿でこの世に生まれ出たあの日の事を思い出しつつペンを走らせている。まるで昨日の事のように感じられるが、実際はもう相当に昔の話だ。当時の私は一カ所にじっとしていられない性分の魔術師で、Arcane Universityで過ごす日々に満足出来ないでいた。そして、出奔した。古代Ayleidの秘儀書に対する私の傾倒は、周囲の無理解な人々から非難されており、辟易していたのだ。それから数年間は、わが家の構想を練るのに費やした。誰にも邪魔されず、妬みの視線からも解放される魔術探究の場が必要だった。mage's guildの新支部を作ってみようとも考えた。この場所でならばまだ偏見を持たない生徒達に私の知識を継承できると思ったのだ。私は目的のため、ありとあらゆる秘儀書や巻物に目を通し、国中全ての書店を訪ね回り、アイデアを得る為に古代遺跡に潜る事までした。そしてついに、疲れ果てた体をBrumaの街で癒している時に閃いたのだ。Jerall Mountainsの威容は私の中に強く印象付けられ、次々の湧き出るアイデアを衝動の赴くままに、理想のわが家の形をスケッチに描き付けた。きっと傍から見れば狂人のような振る舞いだっただろうと思う。着想が固まりペンを置いてからこの「最高傑作」が完成するまで、それほど日数を要さなかった。かくして、Frostcrag Spireは生まれた。<br>
あれから歳月を経て、私も老いた。もはや眼光衰えたこの老体から、どうかこのSpireを受け継いではくれないだろうか?この家は私の夢そのものだ。彼女がいつか廃墟と化してしまう事を想像すると胸が締め付けられるのだ。君は新しい家を得ることが出来るし、必要ならば修繕して昔の姿に戻すことだって可能だ。そのためには私の助言を注意深く聞いて欲しい。説明しなければならない事は沢山あるし、私に残された時間も残り僅かなのだから。<br>
Frostcrag Spireには数多くの発明品が詰め込まれている。それらの一部は私の死出の旅の道連れになってもらうが、それ以外は君の好きにしてくれて構わない。どれも私が生涯をかけて完成させた逸品だ。どうか良い使い方をしてくれる事を願う。その中でも私の自慢であり楽しみでもあったのはAtronach Alterだ。同種のsalt(塩)を3つ捧げることでAtoronachの従者を召喚し付き従わせることが可能だ。彼らは単純な命令なら聞き分けるし、必要な時は君の身を守ってくれることだろう。飽きたら話しかけて、別れるよう言うだけでいい。彼らは旅の途中、私の身を守ってくれる良い追従者だった。君にとっても役立つことだろうと思う。<br>
Arcane Universityの許可を得て、塔の中に構呪と付呪の祭壇を設けた。Megatallow Candlesを使って力を注げばうまく動作してくれるだろう。<br>
また、親友のSinderion(彼はSkingrad在住の錬金術の達人だ)と力を併せてFrostcrag Apparatus Tableを作り上げた。このtableは優れた錬金術のために、難易度の高い調合をより簡便に行なう助けになるはずだ。温室にはCyrodiil全域とその他の地域から植物の種を捲いてある。良い錬金材料になってくれるだろう。<br>
最後に、Cyrodiil中のMage's Guildに通じるポータルについても触れておこう。これがあれば各地への旅はより快適になるだろう。<br>
私の持ち物は、Imperial City Market DistrictにあるMystic EmporiumのAurelinwaeにそのほとんどを預けてある。彼女に聞けばFrostcrag Spireを快適な家にする為に必要なものすべてが見つかるだろう。彼女からは保管と貴重品管理の手間賃を要求されるかもしれないが、金を支払う価値はあると断言してもいい。どうかFrostcrag Spireを大事に使ってほしい。彼女は私の家であるばかりでなく、石垣一つ、漆喰一塗りどこを取っても私の魂が宿っているのだ。君の旅と旅路の安全を願っている。<br>
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なお、いくつかおかしな点に気付いたとしてもあまり深入りしないことをお勧めする。世界には誰の目にも触れぬままにしておいた方が良い事もあるのだ。
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私の名はRasteiri。魔術師だ。いま私はわが家の壁に囲まれながら、この子が設計と寸分違わぬ姿でこの世に生まれ出たあの日の事を思い出しつつペンを走らせている。まるで昨日の事のように感じられるが、実際はもう相当に昔の話だ。当時の私は一カ所にじっとしていられない性分の魔術師で、Arcane Universityで過ごす日々に満足出来ないでいた。そして、出奔した。古代Ayleidの秘儀書に対する私の傾倒は、周囲の無理解な人々から非難されており、辟易していたのだ。それから数年間は、わが家の構想を練るのに費やした。誰にも邪魔されず、妬みの視線からも解放される魔術探究の場が必要だった。mage's guildの新支部を作ってみようとも考えた。この場所でならばまだ偏見を持たない生徒達に私の知識を継承できると思ったのだ。私は目的のため、ありとあらゆる秘儀書や巻物に目を通し、国中全ての書店を訪ね回り、アイデアを得る為に古代遺跡に潜る事までした。そしてついに、疲れ果てた体をBrumaの街で癒している時に閃いたのだ。Jerall Mountainsの威容は私の中に強く印象付けられ、次々の湧き出るアイデアを衝動の赴くままに、理想のわが家の形をスケッチに描き付けた。きっと傍から見れば狂人のような振る舞いだっただろうと思う。着想が固まりペンを置いてからこの「最高傑作」が完成するまで、それほど日数を要さなかった。かくして、Frostcrag Spireは生まれた。<br>
あれから歳月を経て、私も老いた。もはや眼光衰えたこの老体から、どうかこのSpireを受け継いではくれないだろうか?この家は私の夢そのものだ。この子がいつか廃墟と化してしまう事を想像すると胸が締め付けられるのだ。君は新しい家を得ることが出来るし、必要ならば修繕して昔の姿に戻すことだって可能だ。そのためには私の助言を注意深く聞いて欲しい。説明しなければならない事は沢山あるし、私に残された時間も残り僅かなのだから。<br>
Frostcrag Spireには数多くの発明品が詰め込まれている。それらの一部は私の死出の旅の道連れになってもらうが、それ以外は君の好きにしてくれて構わない。どれも私が生涯をかけて完成させた逸品だ。どうか良い使い方をしてくれる事を願う。その中でも私の自慢であり楽しみでもあったのはAtronach Alterだ。同種のsalt(塩)を3つ捧げることでAtoronachの従者を召喚し付き従わせることが可能だ。彼らは単純な命令なら聞き分けるし、必要な時は君の身を守ってくれることだろう。飽きたら話しかけて、別れるよう言うだけでいい。彼らは旅の途中、私の身を守ってくれる良い追従者だった。君にとっても役立つことだろうと思う。<br>
Arcane Universityの許可を得て、塔の中に構呪と付呪の祭壇を設けた。Megatallow Candlesを使って力を注げばうまく動作してくれるだろう。<br>
また、親友のSinderion(彼はSkingrad在住の錬金術の達人だ)と力を併せてFrostcrag Apparatus Tableを作り上げた。このtableは優れた錬金術のために、難易度の高い調合をより簡便に行なう助けになるはずだ。温室にはCyrodiil全域とその他の地域から植物の種を捲いてある。良い錬金材料になってくれるだろう。<br>
最後に、Cyrodiil中のMage's Guildに通じるポータルについても触れておこう。これがあれば各地への旅はより快適になるだろう。<br>
私の持ち物は、Imperial City Market DistrictにあるMystic EmporiumのAurelinwaeにそのほとんどを預けてある。彼女に聞けばFrostcrag Spireを快適な家にする為に必要なものすべてが見つかるだろう。彼女からは保管と貴重品管理の手間賃を要求されるかもしれないが、金を支払う価値はあると断言してもいい。どうかFrostcrag Spireを大事に使ってほしい。この子は私の家であるばかりでなく、石垣一つ、漆喰一塗りどこを取っても私の魂が宿っているのだ。君の旅と旅路の安全を願っている。<br>
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なお、いくつかおかしな点に気付いたとしてもあまり深入りしないことをお勧めする。世界には誰の目にも触れぬままにしておいた方が良い事もあるのだ。
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Last-modified: 2011-06-25 (土) 07:06:17