Note/L10N/Windfall/1.0/Books/WFIQLetter02E?
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// Format_ver:0.0.1 (2008-01-01)
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// 【解説】
// ・この部分は書物翻訳時に自動的に読み込まれるテンプレート記載のヘッダです。
// ・翻訳ページ作成時も削除しない事を推奨します
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// 【記述ガイド】
// ・#preの後の中括弧({と})のセット間に原文/訳文をタグが付いたまま
// コピペすると編集上も表示上も便利です
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// 【注意】
// ・本文部分を囲む#pre記述ですが、原文と訳文を囲む中括弧は
// 『原文は3つづつ、訳文は4つづつ』
// になっている事に注意して下さい。これはMod作成時に
// 正規表現で本文(訳文)を抽出するのに便利故です。
// ・訳文で半角スペースを表現したいときはアンダースコア(_)に置き換える事が
// 基本でしたが、最近の日本語化パッチではこれを行なわなくても大抵は上手く行くように
// 改良されているようです。よって無理に置換する必要は無いです
// ・新しい訳を行う場合は古い訳の下に同じ書式で加えていくようにして下さい
// ・翻訳未完時は、 【訳文記述エリア】 という文字列を残して置いて下さい(プログラム処理用)
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*題名 [#zb6ef82b]
**原題 [#k1c25bf2]
-【原題記述エリア】
**訳題 [#p59ec959]
-【訳題記述エリア】
*本文 [#cecb5db7]
**原文 [#text_en]
// 注意:訳文の部分は中括弧({と})が3つづつ。
#pre{{{
<font face=5><br>
To whomever finds this,<br>
<br>
My farm was failing and I needed money to support my family. Unable to find enough work, I tried my hand at adventuring. One day while searching I found a cave with a few goblins about. I managed to elude them and discovered a portal. I left to find out more about this portal. No records exist. No information about who built it or why. This piqued my curiosity, hoping it would lead to the wealth I needed to provide for my family and keep my farm going. I returned to the portal, avoiding the goblins, or so I thought. As I approached the portal, I was ambushed. My escape being cutoff, I entered the portal. But my wounds are too great and I have no potions to heal with. Now I lie here, alone in the dark, waiting for death to find me. I will never know where this cave leads, or if it would have saved my family and farm. I will never see my family again. Never have a chance to say goodbye, and tell them that I love them. Take what you want, I have no use for it. I ask only, if you are an adventurous type, continue my journey and see where these caves go. <br>
<br>
}}}
**訳文 [#text_ja]
// 注意:訳文の部分は中括弧({と})が原文部分と異なり4つづつ。
#pre{{{{
<font face=5><br>
これを見つけた方へ<br>
<br>
私が経営する農場は景気が悪く、家族を養うには別口での稼ぎが必要でした。しかし満足できる仕事は見つからず、私は冒険者として腕を振るうことになりました。ある日の探索中、一つの洞穴とその周りに数匹のGoblinを発見しました。私はその坑道にいる彼らになんとか気付かれないようにして、坑道について調べようと一旦引き返すことにしました。記録は一切存在しませんでした。誰がどのような理由でこの坑道を作り上げたのか、それすらも情報がなかったのです。このことは私の好奇心を刺激し、もしかすると家族や農場を救えるくらいの富が眠っているのではないかと、期待は膨らみました。そしてGoblinを避け、ふたたび坑道に向おうとしたのですが、彼らの待ち伏せによって攻撃を受けてしまいました。逃走もかなわず、私はこの坑道に入り込むしかありませんでした。傷口はかなり深く、持ち合わせの回復薬では足りません。暗がりの中でたったひとり横になり、あとは死に引き込まれるのを待つしかないのです。私は、この洞穴がどこに通じているのか、そこに家族や農場を救えるものがあるのか、まったく知りません。もう家族とは会えないでしょう。家族にさようならと、愛していると伝えることも適いません。お望みのものがあればどうぞ持っていってください。私には必要なくなりました。ただ一つ。もし、あなたが冒険を好む人間なのであれば、探索を続けて、この洞穴がどこに通じているのか確認してきてはくれませんか。<br>
私が経営する農場は景気が悪く、家族を養うには別口での稼ぎが必要でした。しかし満足できる仕事はなく、私は冒険者として腕を振るうようになりました。ある日の探索中のこと。私は、洞穴とその周りに数匹のGoblinを発見しました。私はその坑道のことが気にかかり、徘徊する彼らに気付かれないよう注意し一度引き返しました。情報は全くありませんでした。誰がどのような理由でこの坑道を作り上げたのか、その記録すらなかったのです。このことは私の好奇心を刺激し、もしかすると家族や農場を救えるほどの富が眠っているのではないかと、期待は膨みました。私はGoblinから隠れつつ、ふたたび坑道に向かいました。しかし、彼らは待ち伏せをして襲い掛かってきたのです。逃走かなわず、私はこの坑道に逃げ込みました。傷口はかなり深く、手持ちの回復薬では追いつきません。暗がりの中でたったひとり横になり、あとは「死」との遭遇を待つしかないのです。この洞穴がどこに通じているのか、そこに家族や農場を救えるものがあるのか、まったくわかりません。もう家族とは会えないのでしょう。家族にさようならと、愛していると伝えることもかなわないのでしょう。お望みのものがあればどうぞ持っていってください。私には不必要です。ただ一つ。もし、あなたが冒険を好む人間であるなら、探索を続けて、この洞穴がどこに通じているのか確認してきてはくれませんか。<br>
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