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// Format_ver:0.0.1 (2008-01-01)
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// 【解説】
// ・この部分は書物翻訳時に自動的に読み込まれるテンプレート記載のヘッダです。
// ・翻訳ページ作成時も削除しない事を推奨します
// 
// 【記述ガイド】
// ・#preの後の中括弧({と})のセット間に原文/訳文をタグが付いたまま
//  コピペすると編集上も表示上も便利です
//
// 【注意】
// ・本文部分を囲む#pre記述ですが、原文と訳文を囲む中括弧は
//  『原文は3つづつ、訳文は4つづつ』
//  になっている事に注意して下さい。これはMod作成時に
//  正規表現で本文(訳文)を抽出するのに便利故です。
// ・訳文で半角スペースを表現したいときはアンダースコア(_)に置き換える事が
//  基本でしたが、最近の日本語化パッチではこれを行なわなくても大抵は上手く行くように
//  改良されているようです。よって無理に置換する必要は無いです
// ・新しい訳を行う場合は古い訳の下に同じ書式で加えていくようにして下さい
// ・翻訳未完時は、 【訳文記述エリア】 という文字列を残して置いて下さい(プログラム処理用)
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*題名
**原題
*題名 [#za1cf01d]
**原題 [#s9db8b1e]
-【原題記述エリア】

**訳題
**訳題 [#f528523d]
-【訳題記述エリア】

*本文
*本文 [#zb1d8bc6]

**原文 [#text_en]
// 注意:訳文の部分は中括弧({と})が3つづつ。
#pre{{{
<font face=1><br>
<DIV align="center">Response to Bero's Speech<br>
by Malviser, Battlemage<br>
<br>
<DIV align="left">On the 14th of Last Seed, an illusionist by the name of Berevar Bero gave a very ignorant speech at the Chantry of Julianos in the Imperial City.  As ignorant speeches are hardly uncommon, there was no reason to respond to it.  Unfortunately, he has since had the speech privately printed as "Bero's Speech to the Battlemages," and it's received some small, undeserved attention in academic circles.  Let us put his misconceptions to rest.<br>
<br>
Bero began his lecture with an occasionally factual account of famous Battlemages from Zurin Arctus, Tiber Septim's Imperial Battlemage, to Jagar Tharn, Uriel Septim VII's Imperial Battlemage.  His intent was to show that where it matters, the Battlemage relies on other Schools of Magicka, not the School of Destruction which is supposedly a Battlemage's particular forte.  Allow me first to dispute these so-called historical facts.<br>
<br>
Zurin Arctus did not create the golem Numidium by spells of  Mysticism and Conjuration as Bero alleges.  The truth is that we don't know how Numidium was created or if it was a golem or atronach in any traditional sense of those words.  Uriel V's Battlemage Hethoth was not an Imperial Battlemage -- he was simply a sorcerer in the employ of the Empire, thus which spells he cast in the various battles on Akavir are irrelevant, not to mention heresay.  Bero calls Empress Morihatha's Battlemage Welloc "an accomplished diplomat" but not "a powerful student of the School of Destruction."  I congratulate Bero on correctly identifying an Imperial Battlemage, but there are many written examples of Welloc's skill in the School of Destruction.  The sage Celarus, for example, wrote extensively about Welloc casting the Vampiric Cloud on the rebellious army of Blackrose, causing their strength and skill to pass on to their opponents.  What is this, but an impressive example of the School of Destruction?<br>
<br>
Bero rather pathetically includes Jagar Tharn in his list of underachieving Battlemages.  To use an insane traitor as example of rational behavior is an untenable position.  What would Bero prefer?  That Tharn used the School of Destruction to destroy Tamriel by a more traditional means?<br>
<br>
Bero uses his misrepresenta- tion of history as the basis for his argument.  Even if he had found four excellent examples from history of Battlemages casting spells outside their School -- and he didn't --  he would only have anecdotal evidence, which isn't enough to support an argument.  I could easily find four examples of illusionists casting healing spells, or nightblades teleporting.  There is a time and a place for everything.<br>
<br>
Bero's argument, built on this shaky ground, is that the School of Destruction is not a true school.  He calls it "narrow and shallow" as an avenue of study, and its students impatient, with megalomaniac tendencies.  How can one respond to this?  Someone who knows nothing about casting a spell of Destruction criticizing the School for being too simple?  Summarizing the School of Destruction as learning how to do the "maximum amount of damage in the minimum amount of time" is clearly absurd, and he expounds on his ignorance by listing all the complicated factors studied in his own School of Illusion.<br>
<br>
Allow me in response to list the factors studied in the School of Destruction.  The means of delivering the spell matters more in the School of Destruction than any other school, whether it is cast at a touch, at a range, in concentric circles, or cast once to be triggered later.  What forces must be reigned in to cast the spell: fire, lightning, or frost? And what are the advantages and dangers of each?  What are the responses from different targets from the assault of different spells of destruction?  What are the possible defenses and how may they be assailed?  What environmental factors must be taken into consideration?  What are the advantages of a spell of delayed damage?  Bero suggests that the School of Destruction cannot be subtle, yet he forgets about all the Curses that fall under the mantle of the school, sometimes affecting generation after generation in subtle yet sublime ways.<br>
<br>
The School of Alteration is a distinct and separate entity from the School of Destruction, and Bero's argument that they should be merged into one is patently ludicrous.  He insists -- again, a man who knows nothing about the Schools of Alteration and Destruction, is the one insisting this -- that "damage" is part of the changing of reality dealt with by the spells of Alteration.  The implication is that Levitation, to list a spell of Alteration, is a close cousin of Shock Bolt, a spell of Destruction.  It would make as much sense to say that the School of Alteration, being all about the actuality of change, should absorb the School of Illusion, being all about the appearance of change.<br>
<br>
It certainly isn't a coincidence that a master of the School of Illusion cast this attack on the School of Destruction.  Illusion is, after all, all about masking the truth.<br>
<br>
<br>
}}}

**訳文 [#text_ja]
// 注意:訳文の部分は中括弧({と})が原文部分と異なり4つづつ。
#pre{{{{

【訳文記述エリア】
<font face=1><br>
<DIV align="center">「Beroの演説に対する応答」<br>
著者:戦闘魔術師Malviser<br>
<br>
<DIV align="left">最後の種月14日、Berevar_Bero〔※1〕という名の1人の惑乱者が、帝都のJulianos礼拝堂にて極めて無知蒙昧なる演説を行った。無知蒙昧なる演説というものは、その殆どは広く知られるものではないため、それに応答するべき理由は存在しない。〔しかし、〕不運であることに、その演説を彼は「戦闘魔術師たちに対するBeroの演説」として内々に印刷させたので、学者仲間の間にて、小さいながらも相応しからぬ注意を惹くことになった。この誤解を我々に鎮めさせて欲しい。<br>
<br>
Beroの講演は、高名なる戦闘魔術師たち――Tiber_Septimの帝室つき戦闘魔術師Zurin_ArctusからUriel_Septim7世の帝室つき戦闘魔術師Jagar_Tharnまで――に関する、時には真実である報告から始められた。彼の意図するところは、「戦闘魔術師は、彼らの特に得意とするところであると考えられている破壊魔法ではなくて、その他の流派の魔法に頼るものである」ということの重要性が何処に存在するのかを示すことであった。まず、これらの、いわゆる歴史的事実について論じさせて欲しい。<br>
<br>
Zurin_Arctusは、Beroの断言するようには、神秘魔法と召喚魔法の呪文を用いてNumidiumというgolemを創り上げた訳ではない。真実は、如何にしてNumidiumは創り上げられたのか、あるいは、それはgolemあるいはatronachであったのか、それらは(golemとatronachという言葉の如何なる伝統的意味を採用するとしても)我々には分かっていない、ということである。Uriel5世に仕えた戦闘魔術師Hethothは、帝室つき戦闘魔術師ではなかった。彼は帝国に仕えた単なる1人の魔術師であり、従って、Akavirでの様々な戦闘に於いて彼の詠唱した呪文が如何なるものであったのかは、当然ながら、ここでは無関係の事柄である。女帝Morihathaに仕えた戦闘魔術師Wellocのことを、「破壊魔法の流派の強大なる学者」ではなくて「熟練した外交家」と彼は呼んでいる。1人の帝室つき戦闘魔術師のことを正しく把握していることに関しては、私はBeroを祝福しよう。しかし、破壊魔法の流派に於けるWellocの技術について、多数の書き留められた実例が存在している。例えば、賢者Celarusは、WellocがBlackroseの反乱軍に対して〈吸血性の雲〉(敵の力と技術を奪い取る)を唱えたことに関して広範に亘って書いている。これこそ、破壊魔法の流派に関する感銘ぶかい実例以外の何物であるのだろうか。<br>
<br>
それどころか、〔Beroの議論が〕哀れにも、Beroは彼の「評点以下の戦闘魔術師」のリストにJagar_Tharnを含めている。狂気の反逆者を理性的な振る舞いの一例として用いることは、それは擁護不能の立場である。Beroは、どうあって欲しいと考えているのだろうか。Tharnに、Tamrielを滅ぼすための、多数の伝統的手法によった破壊魔法の流派を用いて欲しかったのだろうか〔※2〕。<br>
<br>
Beroは、自身の議論の基礎として、歴史に対する誤った説明を用いている。たとえ彼が「戦闘魔術師は彼らの流派以外の呪文を唱える」という4個の素晴らしい実例〔※3〕を歴史から見出したとしても――そして、それは不可能であった――、彼の議論を立証するためには不充分であるところの、あるエピソードを証拠として手に入れることになるに過ぎないだろう。私にとって、幻影魔術師による治癒魔法の使用、あるいは、暗闘家による瞬間移動の使用、それらに関する4個の実例を容易に見出せるかもしれない。何事にも、それに相応しい時と場が存在するものである〔※4〕。<br>
<br>
このような覚束ない前提に基づいたBeroの議論によれば、破壊魔法の流派は真正の流派ではないことになる。彼は、その流派の研究方法は「狭隘かつ浅薄である」と、その流派の学者は忍耐に欠けて誇大妄想の傾向を患っていると、そのように称している。これに対しては、如何にして応答できるだろうか。破壊魔法の呪文の詠唱に関して何も知らない者ならば、その流派が余りにも単純すぎることを批判するだろうか。〔しかし、〕破壊魔法の流派に於いて学ばれることを、「最小量の時間に於いて最大量の損傷を与える方法」として要約することは明らかに馬鹿げている。そして、〔破壊魔法の流派との差異を示すために〕自身の流派である幻影魔法に於いて研究されている込み入った全要素をリスト・アップすることによって、彼は自身の無知を詳細に説明していることになるのである。<br>
<br>
応答のために、破壊魔法に於いて研究されている諸要素をリスト・アップさせて欲しい。呪文を伝える手段は、他の如何なる流派よりも破壊魔法の流派に於いて重要である。手を触れるか、間隔を置くか、同心円を描くか、あるいは、いったん唱えてから後になって引金を引くか。呪文を詠唱するに当たって、如何なる力が支配下に置かれるべきであるのか。炎か、雷か、あるいは、冷気か。そして、それらの各々に於ける利点と危険性は何であるのか。種々の破壊魔法に対する種々のターゲットの反応は何であるのか。考えられる防御、そして、その防御を攻め立てるための方法は何であるのか。如何なる周囲の環境が考慮されるべき要素であるのか。遅れて損傷を与える呪文の利点は何であるのか。Beroの示唆によれば、破壊魔法の流派は手の込んだものでは在り得ない。しかし、彼は、その流派の外套の下に覆われる、あらゆる呪術というものを忘れてしまっている。それは、時には、幾世代にも亘って、手の込んだ素晴らしい方法によって効力を発揮するものであるのだ。<br>
<br>
変性魔法の流派は破壊魔法の流派から明白に区別される存在であり、「両者の流派は統一されるべきである」というBeroの議論は明らかに嘲笑に値するものである。彼の主張によれば――変性魔法と破壊魔法の流派に関して何も知らない者ならば、やはり、このように主張するだろう――“損傷”とは、変性魔法の呪文によって扱われるところの、現実の変化の一部〔に過ぎないもの〕である。その暗示するところは、変性魔法のリストに入れるべき空中浮遊は、破壊魔法である電撃の矢の近い従兄弟であるということだ。それは、次のような主張と同程度に合理的であるだろう。すなわち、実際の変化を全般的に取り扱う変性魔法は、見かけの変化を全般的に取り扱う幻影魔法を吸収するべきである、という主張である。<br>
<br>
幻影魔法の流派の師匠が破壊魔法の流派の師匠に対して、このような攻撃を放ってきたことは確かに偶然によるものではない。幻影魔術師というものは、誰しも真実を覆い隠すものだからである。<br>
<br>
<br>
訳注<br>
<br>
※1:幻影魔術師。「戦闘魔術師たちに対するBeroの演説」はゲーム中に登場していないため、その詳細は不明である。恐らく、「戦闘魔法に対する幻影魔法の優越」あるいは「権力の座に接近している戦闘魔術師に対する注意の呼びかけ」を主旨とするものだろう。<br>
※2:Jagar_Tharnは狂気に陥っていたので、その他の正気の戦闘魔術師と同等に考えることはナンセンスである。また、Tharnは皇帝を裏切って、偽の皇帝に変装するための幻影魔法を重用していた。しかし、そのような破壊魔法の軽視を批判するBeroは、結局のところ、Tharnが破壊魔法を重用してTamrielを滅ぼすことを望んでいることになってしまう。<br>
※3:先に述べられた、Zurin_Arctus、Hethoth、Welloc、Jagar_Tharnに関する実例。<br>
※4:幻影魔術師は治癒魔法の専門家ではないし、暗闘家は瞬間移動〔の魔法の流派〕の専門家ではない。しかし、「相応しい時と場」が存在するならば、彼らは治癒魔法あるいは瞬間移動を用いるだろう。しかし、そうであるとしても、彼らが自身の専門を軽視していることにはならない。これと同様に、たとえ戦闘魔術師が破壊魔法ではない流派の魔法を用いるとしても、彼らが破壊魔法を軽視していることにはならない。<br>

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